客員研究員 森由利亜
調査に参加するにあたって
主に度戒儀礼で用いられる文書を撮影し、その内容を近世道教儀礼、および他地域における梅山教・閭山教などと対比的に分析したい。瑶族という民族的な単位には関わらない普遍的な特徴を検出することを特に期待しています。撮影に関しては、儀礼が始まると撮影することが難しいと考えられる表疏の類を記録に残せるかどうかが問題となります。儀礼の準備が継続している段階で現地に入り、早めに撮影できるように配慮したいと考えています。
現在の勤務先および職名 | 早稲田大学文学学術院 教授 |
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専門領域 | 中国道教思想史 |
研究業績 | 2007年 「重刊『道藏輯要』と淸朝四川地域の宗敎」岡崎由美編『中國古籍流通學の確立:流通する古籍・流通する文化』(雄山閣出版), pp. 339-401. |
2006年8月「蒋予蒲の呂祖扶乩信仰と全眞敎――『淸微宏範道門功課』の成立をめぐって」堀池信夫、砂山稔編『道敎研究の最先端』(大河書房), pp. 82-108. | |
2006 年10月「淸朝四川の全眞敎と天師道儀禮――『廣成儀制』太淸章をめぐって」小林正美編『道敎の齋法儀禮の思想史的研究』(知泉書館), pp. 137-184. | |
2005年 「淸朝全眞敎の傳戒と呂祖扶乩信仰――天仙戒現行本の成立をめぐって」『福井文雅博士古稀記念論集・アジア文化の思想と儀禮』(春秋社), pp. 441-461. | |
科学研究費補助金 基盤研究(B) 平成17年(2005年)度~平成19年(2007年)度 「中国西南部巫教祭祀における儀礼過程と口承伝承の研究」研究代表者 |
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科学研究費補助金 基盤研究(C)平成15年(2003年)度~平成16年(2004年)度 「中国西南の宗教演劇職能集団に伝承される道教およびシャーマニズム儀礼文献の研究」研究代表者 |
- ページ作成日:2008-11-20
- 最終更新日:2013-07-08